2017年06月19日

ひめゆりのメッセージ☆ほうき星が出たらまたいくさが起こる


72年前の昨日、6月18日は、国がひめゆり学徒隊に解散命令を出した日です。
米軍との激しい戦闘が続くなか薬も食料も底をつき、学徒隊は不要になったので「陸軍病院は解散することになった。今まで軍に協力をして頑張ってくれたけれど、これからは自由だ。だから壕(横穴を掘って病院にしたもの)を出て行け」と、国から命令されたのです。
彼女たちは砲弾の飛びかうなか、壕から外に出なくてはなりませんでした。
3月から6月の3ヶ月間の沖縄戦で、6月13日の解散前まで、学徒隊の戦死者は10数人、解散命令からのたった数日で、100人以上の学徒隊が、若い命を失いました。手榴弾で自決をした生徒もいました。
戦時下の日本では、敵の捕虜になると「非国民」と言われ、そんな恥をかく前に自殺しろという、国からの命令があったのですね。
ろくでもない命令ばっかだわ(怒)


映画ひめゆりのパンフレットを、最近読み返しています。とても読み応えのある一冊。
パンフレットのなかからひとつ、ひめゆり学徒隊だった方のメッセージを抜粋しますね。

私が子供の頃、親が星空をながめて、先祖から言い伝えられた話をしていました。「箒星(ほうきぼし)が出たら、また戦(いくさ)が起こるのではないか」。ほうき星とはハレー彗星のことで70年あまりの周期で訪れます。70年余たつと、親たちも死に、戦争を体験した人たちも亡くなり、指導者たちが戦争を美化しようとします。私の親たちが言っていたことは、そのことを戒めているのだと思います。

ここまで抜粋。
心に残る言葉は、まだたくさんあるので、また書かせてもらいますね。

72年目の夏です。私たちは何をしていこうか。

まずは幸せに生きましょう!

posted by みつこ at 15:23| Comment(0) | ドキュメンタリー映画ひめゆり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

長編ドキュメンタリー映画ひめゆり 今年も観ます


強行採決により、「共謀罪」法が成立しました。戦前の日本を思わずにはいられない、この現状に驚きます。
あたりまえに、政治や社会について話せる日常は、とても大事です。知識があるとかないとかは関係なく。

今年も、ドキュメンタリー映画ひめゆりを観にいく季節になりました。
毎年変わらずに、ポレポレ東中野さんが上映してくれます。素晴らしいですね。
明日の17日〜23日で20時30分からのレイトショーです。
6月23日は、沖縄慰霊の日。

ずっと書いていますが、2007年に上映されたこの映画は、ひめゆり学徒隊だった出演者の方たちの意向により、TV放映もDVD化もされません。
13年の歳月をかけて、つくられた映画です。日本がこんなことになっている今だからこそ、多くの人に観て欲しい映画です。

この映画、ひめゆりについては、2015年以外は毎年書いていました。
読んでくださると嬉しいです。

☆2012年の記事

☆2013年の記事

☆2014年の記事

☆2016年の記事



昨年の記事に、パンフレットが販売されていなくて不満…と書きましたが、どうやら品切れ中みたいです。残念!


posted by みつこ at 19:20| Comment(0) | ドキュメンタリー映画ひめゆり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月17日

ドキュメンタリー映画ひめゆり 今年も東中野で上映されます


お久しぶりです。
今日の東京は夏日でした。

昨日はまた、北海道で大きな地震があって、驚きました。大きく揺れた地域の皆様は、さぞ怖い思いをされたことでしょう。


今年も6月がやってきました。映画ひめゆりを観にいく6月。
以前も書いたように、この映画は、出演者の方々の意向により、TV放映もしなければDVD化もされません。
そして、ここ数年、ひめゆりの上映をしている映画館は、東京周辺ではポレポレ東中野だけです。
小さくて骨太なポレポレさん。好きだわ。

なので今年も私は、東中野に足を運びます。

去年も、ブログの記事にはしませんでしたが、2回観にいきました。
戦争につながる法案で、ホットな最中だったからか?満席になっていて感動しました。しかも20歳前後らしき若い人がたくさん!私の席の近くに3人連れの女の子たちがいて、涙を流しているのを見つつ、私もうるうるしてました。
それなのに、去年はなぜか映画のパンフレットが販売されず、ちょっぴり不満…。チラシを持ち帰っている人がたくさんいたし、柴田監督もいたし、販売してほしかったな〜。
今年もなかったら、要望をポレポレさんに伝えてみよう。

今年の上映期間は、6月18日〜6月24日、レイトショーで、20時50分スタートです。私は前売券を2枚ゲットしたのですが、思いのほか期間が短いことに今日、気づきました。
はい2回観ますけどね!(どや顔)

気になるかたはこの機会に是非、東中野へ!


このカテゴリで、過去にひめゆり記事を3回くらい書いているので、良かったらお読みくださいね。
こちらは2014年に書いた記事です→
(読み返すとなんかハイテンションな気が)


ひめゆりに出演者された、もと学徒隊で女学生だった皆さん。すでに他界された方が何人かいらっしゃいます。
肉体はこの世からなくなっても、語ってくれたことは私の中に入り、生き続けています。


最後に。
ひめゆりの自主上映をすることは、私の夢のひとつです。もっともっとたくさんの人に観てもらいたい映画だから。
できれば監督もお呼びしたいなあと、日々妄想しつつ、実現可能な夢なので、近い未来に実現できるように、頑張ります!




posted by みつこ at 18:44| Comment(0) | ドキュメンタリー映画ひめゆり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月20日

2014年の夏も「ひめゆり」

今日の、介護現場での話です。
3名の利用者さんと、日本史カルタを楽しんでいました。「1945年ポツダム宣言」の札があったので、「昭和20年8月15日のことを、皆さん覚えている?何をしていたの?」とうかがうと、「覚えてねえ」という方もいらしたのですが(皆様認知症あり)、ひとりの女性が「なぎなたの訓練をしていた」とおっしゃいました。その方は常日頃、「なぎなたなんていくら練習したって、爆弾が落ちてきたらどうしようもないじゃないの。何であんなことさせられてたんだろうね」と話されます。
ほんとにね。まだ20歳になるかならずやの花の乙女が…。何と大変な時代だったことでしょう。


今年もポレポレ東中野さんで、長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」を上映します。沖縄慰霊の日に毎年上映してくれるポレポレさんって、最高の映画館です。数年前までは都内や近郊の渋い映画館で上映していたのですが、ここ最近でコンスタントに上映する映画館は、近辺ではポレポレさんだけですからね〜。

上映期間は6月21日(土)〜6月27日(金)です。
最近、休日のやりくりが何かと難しいのですが(スケジュールを組むのがヘタ)、何としてもいかねば!毎年ひめゆりを観ることが、私のライフワークになっています。

映画化、テレビドラマ化など、何度となくされている「ひめゆり学徒隊」。悲劇の女生徒たちとして描かれているのでしょうが、実際に体験したこととあまりにもかけ離れていると、当時の女学生でひめゆり学徒隊だったおばあたちが、「そのときのこと」を語っているこの映画。
「生きていてくれて、話してくれて、すごいよ!ありがとう!」と言わずにはいられません。

観るのがとてもしんどい場面(語りがほとんどにもかかわらず)もたくさんあります。目も耳もふさぎたくなることもあります。実際の体験は、それこそ筆舌に尽くし難いものでしょう。

この映画の好きなところのひとつとして、語るおばあたちが、被害者だけの位置にとどまっていないところです。「どうみても明らかに、圧倒的被害者でしょう!」と思ってしまうのですが、彼女たちは、もうひとつの「静かな目」を持っているように感じるのです。だからこそ尚一層、彼女たちの苦しみ、怒りや悲しみがダイレクトに伝わるのかもしれません。そして希望も。

忘れないために、そして、沖縄のおばあたちや戦争を体験したすべての人たち、13年という歳月をかけておばあたちに寄り添い、つくった柴田昌平監督に敬意を表するため、今年も観にいきます。


ひめゆり.jpg
「忘れたいこと」を話してくれてありがとう
(画像はお借りしました)


映画ひめゆりについて2013年に私が書いた記事です→
これは2012年に書いた記事→

観にいきたいと思ってくださる方がいたら、嬉しいです。


posted by みつこ at 22:44| Comment(0) | ドキュメンタリー映画ひめゆり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月24日

今年の夏も ひめゆり そして自分の感覚を信頼すること


okinawa-beigunkichi-main.jpg




今年も、映画ひめゆりを見る時期になりました。
東京周辺ではポレポレ東中野さんで、先週始まりました。大好きな映画館。

このところ、某市長が「こういった歴史的事実はなかった。沖縄にももっと風俗を」とか、それを受けた某元都知事が「軍には売春がつきものだ」なんてことをおっしゃっていたようで、話題になっていますね。
発言の一部が切り取られて報道されたので、誤解を招いてしまったというご本人のお話もあったようです。
そんな報道に対する、ネット上のコメントが(○フーしか見ていませんが)、そんなお2人の意見に賛同するものが圧倒的に多くて、驚きました。「あなたは間違っていない。頑張れ!」とか、他国の圧力に負けるな、などなど。
切り取られたお話だけでも、ヘンでしょ!と、○フーの匿名コメントを読むにつれ、怒りが増大していきました。発言したお2人やその周辺のモロモロにも、めちゃものすごい怒りがわいています。あまり詳しくは読んでないんですけどね(更に腹立ちそうで)。


その怒りの感覚。
よーく見てみました。
すると、怒りの奥にものすごい悲しみがあることに気づいたのです。
その悲しみは、私から出てきたものでありながらまた、(どうやら)戦争や災害などが起こったことにより亡くなった普通に暮らしていた人々や、戦地で亡くなった人、そしてその家族、恋人、友人、略奪や殺りく、強姦、とてつもない体験をされた方々の悲しみでもありました。感覚として、私ひとりの悲しみではないようです。

人類の歴史の中、どこかで必ず争いは起こっています。今もですよね。
日本に限って言うと、一番最近起こった太平洋戦争。直接体験していない私でも、知ろうとすることはできます。

映画ひめゆりは、ひめゆり学徒隊だった、もと女学生だった沖縄のおばあたちが、当時のことをただ語る映画です。残虐な場面、写真などは、ほとんどでてきません。
静かで胸を打つ映画です。そして話されている内容はとてつもなく壮絶。見ている間は、ものすごく苦しい。それこそ、語っているおばあたちの悲しみを直にガッシリと受ける感覚です。
映画が進むにつれて、何よりもわかってくること。日本という国が沖縄を見捨てた、という事実です。
今の、国とフクシマのこととかって全然変わってないじゃん!と、ガックリする思いも出てきます。
それなのに、なぜか見終わったあとには悲しみとともに、かすかな光のような希望も感じてきます。これはもう映画全体の持つ力の成せるわざでしょう。

もし誰かが、この映画は、証言をしている人目線で語られており、必ずしも全てが真実ではない、また、歴史的事実は少し違うのでは、などと言ってきたら、私はその言葉を、ウソだ!と見破ることでしょう。
なぜなら、私のなかから出てきてくれた「悲しみ」という感覚の方を、私は絶対的に信頼しているからです。
この悲しみは、私のなかの最大級に尊重してあげたい大切な真実なんだと、私自身がはっきりと認識をしている、ことがわかるからです。


7月の始めまで上映していますので、この映画をみて何かをご自分のなかに感じたい方は、是非見てみてください。
ポレポレ東中野入り口のカフェ、ポレポレ坐のご飯もおいしいですよ〜。


hime_poster_hondo-400-thumb-200x281-308.jpg



posted by みつこ at 22:07| Comment(4) | ドキュメンタリー映画ひめゆり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする