2015年04月10日

小さき声のカノン 感想なのか?熱く書いてます

映画、小さき声のカノンを、結局2回、観にいきました。今日が、シアターイメージフォーラム上映の最終日でした(昨日観にいった)。近場で次の上映は、横浜のジャック&ベティですね。

何だか様々な感情が出てきています。まとまらないまま感想などを書いてみますね。

今、心に浮かんでいる言葉↓
「日本人がお上に自分の意見を言うのって、結構大変なのかも」

この映画を観て、国が福島を見捨てようとしているのだということが、よーくわかりました。それこそ、その人それぞれ、色々な考えや思いはあるのでしょうが、私はそう実感しました。

観ている間、そしてその後も、
「国は福島を見捨てようとしている。で、あなたはどうする?!」
という問いを、突きつけられていると感じました。優しく淡々と描かれているし、可愛いエッセンスも入れているし(実は骨太な映画だけれど)そんな言葉は映画のなかには出てこないのですが、私には聴こえたのです。


さて、上記の、
「日本人がお上に自分の意見を言うのって、大変かも」について。
相手はお上だけではないのかもしれません。

職場や学校、ご近所や趣味のグループ、友達同士、家族間や恋人同士の間で、もしかしたら、日常的に起こっているのかもしれない、何か。

ちょっと脱線しつつ、でも関係あるとも思うのですが、
意外にも(?)スピリチュアルな場とか、セラピーを学んだり共有する場でも、こんなことが起こってますよね。
例えば師匠のセラピストさんは、とにかく素晴しい!ので、学ぶ側が、師匠の言うことを何でもオッケイにしてしまう空気とか。
「ちょっとここは違うんじゃない?」
なんて、師匠に公に言っている場面、あまり見たことがない。まあ日本人らしく、もっとソフトな表現になるのかもしれませんが、それでもそんな場面にはあまり遭遇したことはないかも。いいとか悪いとかではなく。
師匠に意見するなんてあり得ないという暗黙の何かがあったり、無言の圧力とか言えない空気とかもあったりしますよね。何せ相手は自分よりもずっと、わかってたり「スピリチュアル」だったり、たくさんの経験を持ち勉強もたくさんしてきた「立派な」存在だから(と思っているから)。実際にそうだったりもありますが。
万が一、それを打ち破って意見を言う「弟子」がいようものなら、他の「弟子」が、「アワワ黙って」みたいに速攻もみ消したりとか。
そんなこと、結構あるんじゃないかな〜。
スピリチュアルな場ということもあり、「みんなで楽しい空間をつくりたい」という、集団の思いもありますよね。だから、そんな楽しい場を、そんなひと言で乱されたくない。

謙虚に学んでいく姿勢は、もちろん大切です。
で!そんな学びのなかで、どんなことを自分のなかに取り入れていきたいのか、何を学んで、どのように自分に活かしていきたいのかなど、その選択をするのは、誰であろう「私たち自身」なのです。

何が言いたいのかと言うとですね(エラソウ)、そんなセラピーとか、いわゆる「癒しの場」でも、時にはそんなことが起こっていたりもする。少数意見を排除、抑圧する、小さな声を無視して、そんな声はなかったかのようにふるまって、そのセラピーや師匠やマスターたちの素晴しさを讃える声だけを聞いちゃうとか。
これって、無意識の部分で起こっていることです。

じゃあ、そんなことと比べようもないほど大変なことが起こっている福島はどうよ。
って話です。
「これを言ったら非常にまずいことになる」ことだらけになってしまっているのではないでしょうか。
福島のかたは、全く悪くないのです。それこそ、精一杯生活している。


「小さき声のカノン」で、お母さんをメインテーマにしたことは、すごい重要ポイントだと思います。
なぜなら、お母さんには、ダイレクトに無条件に守りたい存在、子供がいるからです。
国が助けてくれないのなら自分たちの子供は自分たちで守ると、自分たちで立ち上がった。笑ったり泣いたり迷ったりしながら、差別や偏見や抑圧をたくさん受けながら、一方で心あるサポートもされながら。
そして、少数派になってしまう恐れを抱えながら、お母さんたちは、自身の「小さき声」を信じて成長し、強くなっていきます。


そんななか、(一見、被害のなかった)私たちは何をするのか。どうしていくのかいきたいのか。


先日、日常の会話のなかで、私が「福島はおいしいものがたくさんあるけれど、食べられない」と話したところ、すぐに「風評被害だね」という答えが返ってきました。うーん、ムムムムムって感じました。「何このタブーな対応。話しちゃいけない空気」と、居心地も悪かったのです。
ちょっと時間が経った今の思いとしては、それぞれがお互いにちゃんと原発や放射線や放射線が及ぼす影響などを勉強をしたうえで、対等に話をしたいなあって感じです。
まずは勉強ですね。勉強をしよう!

そして。
国がどうとか行政がどうとか会社がどうとか上司がどうとか、師匠がどうとか(いわゆるお上チーム)、も尊重したいところは尊重しつつ、「ちょっとそこ、違うんじゃないかな〜」という思いが出てきたら、その自分の思いを最大限に尊重して、その尊重をもとに行動していくことが、とても大切なのかも。


話があっちゃこっちゃに飛んでいますね〜。わかり辛いかも。ごめんなさい。
もっと熟成させつつ、似たようなことをまた書いていきたいと思います。あくまでも私の思いで、現在熱めです。冷静に書くことも大事ですね。といいつつアチチ状態も大事にしたいなあ。


読んでくださって、ありがとうございました。




posted by みつこ at 23:58| Comment(2) | 平和について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月27日

小さき声のカノン 選択する人々

表参道クレヨンハウスさんで毎月開催されている「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」に、先週行ってきました。
映画監督の鎌仲ひとみさんが今回の講師。地下1階のレストラン一杯の人でした。この教室は東日本大震災と福島第一原発の事故が起きた、割とすぐ後からずっと、毎月開催されています。毎月続けているって、すごいなあ。

何を隠そう!ファンなんです私、鎌仲監督の。いや隠すことはまったくないが…。
女神っぽくて戦士っぽい、熱さと冷静さのバランスとかね、魅かれますね〜。あくまでも私目線での話です。ファンなんで。
ご本人の熱く静かなる情熱が映像化されたドキュメンタリー作品の数々。観ていない人は是非!

そんな鎌仲監督の最新作が、小さき声のカノン−選択する人々です。
実はまだ観ていないので、映画の内容についてお伝えはできないのですが(すみません!前売りは持ってるのよ〜)、おすすめ映画だと思います。
福島のお母さんとベラルーシのお母さんが出ている、ドキュメンタリー映画です。

この映画のキャッチコピーが、
はじめはみんな、泣き虫なフツーのお母さんだった。

そして、クレヨンハウスを主宰されている、落合恵子さんの言葉。
立ち止まろう、しばし。そうして耳を傾けよう。
あなたの内の、「小さな声」に。あのひとの内の「小さな声」に。



鎌仲監督によると、あまりお客さんが入っていないとのこと←先週情報。
震災の直後は渋谷の映画館などで、鎌仲監督の映画が、結構リバイバルロングラン上映されていた記憶があります。「六ヶ所村ラプソディー」とか「ヒバクシャ」とか「ミツバチの羽音と地球の回転」とか。「一体何が起こったのか、今何が起きているのかを知りたい」と思う人が多かったのでしょう。
それが、4年経ったら何なんだよー!と、自分ツッコミもしつつ、近々観にいく予定です。

小さき声のカノン。表参道も渋谷も近い、イメージフォーラムで上映中です。
今これを読んで気になられた方は、多分、観た方がイイネ!!
私も行きます〜。


カンケーないけれど、表参道は良いカフェやお店がいろいろあって、誘惑満載地帯と言えましょう。
大好きな街です。


posted by みつこ at 21:47| Comment(0) | 平和について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月16日

纐纈あや監督インタビュー記事よりA個人と世界の幸福

今年は金木犀の香りが長く続いている気がします。今日もいい匂いが道々に漂っていました。嬉しいなあ。

さて、纐纈あや監督インタビュー記事より@から少し、間が空いてしまいました。久しぶりにAを書きまーす。

なまえのない新聞 2010年1、2月号号より抜粋 以下纐纈(はなぶさ)監督の言葉です。
数年前、東京で、会社の帰り道に電車に乗ろうとしたら、前のドアから倒れている男性の足が見えていて近寄っていくと通勤ラッシュの満員の電車のなかで男性が倒れていました。みんな何もせずにただ見てるだけなんです。そこから降ろさなきゃいけないのは一目瞭然で、私はその人の上半身を抱えて、そこに立っているおじさんに「足持ってください」と言ってホームに降ろしました。その時、様子をうかがおうとする人も声をかけようとする人もいなかったのに、ほんとうに驚いたし腹が立ちました。
目の前で起きていることなのに見て見ぬふり!反応無し!立ち去ろうとする…。そういう場面に遭遇することが最近、本当に多い。
あの場に私が知っている祝島の人達がいたら、一番に手を貸しただろうと思います。
隣で起こっていることに見て見ぬふりをするということが、結局はいま日本の各地や世界の隅々にしわ寄せとして現われているのではないかと感じます。
自分のこの生というものが、ほんとに様々なものと絡み合っていまここにあるということの実感を取り戻すことが、自分1人だけじゃなくて、自分の家族、住んでいるところ、日本、そして地球というものが全体的に幸せになっていくことの最初の一歩なのかなと思います。さいきんよく宮沢賢治の言葉を思い出すんです。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」という。
これは自分とすべてのもの、世界がつながっているという実感から出てくる言葉なんだろうなって思うようになりました。



宮沢賢治のこの言葉は私も好きで、時々パッと浮かんでくることがあります。
逆説的ですが、私たちが私たち個人の幸福について思い、考え、感じ、行動し探求していく(自覚を持って意識的に、真剣に、そして楽しんで!)ことで、世界の幸福に結びつく糸口をみつけてもいけるのかもしれません。


東京も朝晩は冷え込むようになりました。皆様のところはいかがでしょうか。お風邪をひかれませんように!
またいつかBを書きますね。



posted by みつこ at 22:41| Comment(0) | 平和について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月12日

2013年8月6日 当日の広島B


冷たいおしぼりのサービスもあります。
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スタッフさんが手渡ししてくださる。
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おー!ヒエヒエ!生き返る感じ。
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外国の人も気持いいのかな。
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平和記念資料館横では、広島中・高生ピースクラブによる「サダコと折り鶴ポスター展」(タイトルは正解ではないかもです)のイベント中。去年もちょこっと書きました→P8060266.JPG

色々な国の人が鶴を折っています。
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可愛らしい女生徒さん2人とお話をして、ホクホクです。頑張れ若者!若者じゃない私も頑張るよ。

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準備中の気になるイベントですが、ここの席をお借りしてかき氷を食べました。はあ幸せ。


では、平和記念資料館へ!資料館を訪れるのは、今回で3回目かな。
地下1階の「はだしのゲン原画展」から行きます。
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中沢啓治さんの描く世界は、土臭くて力強い。リアルで温かい。
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実は「はだしのゲン」は、ところどころしか読んでいません。この前の年の12月に亡くなった中沢さん。8月6日が近づくと、広島を特集した番組によく出演されていたので、勝手に親しみを感じていました。素敵な方でした。お話の内容も心に響くものでした。
ゲンの原画、素晴しかったです。一枚一枚の原画に、まさに釘付けです。

原画展の展示だったか、隣の部屋の展示だったかは忘れましたが。
8時15分のままの時計。理髪店の壁掛け時計。
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時計の持ち主の方は当時11歳。疎開していて、直接の被爆は免れたのですが、市内にいた御家族は全員亡くなった。後日、親戚の方とお店のあった場所を掘り起こしたときに、遺骨とともに見つかった時計、と書かれています。床屋さんを営まれていたお父様が仕事の合間に見たりしていたのかな。ご家族の日常とともに在った時計だったことでしょう。
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1階に移動します。ここからが通常の資料館です。全てをまわるのに、丸一日は絶対にかかります。明日も来る予定なのですが、今日もみるところをしっかりみなくては。
日本が、軍国主義の道を歩んでいくプロセスから原爆が投下されるまでの詳しい経緯を知ることができる、資料館の大事な入口。東館1階です。


8月5日 前夜
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美しくそびえ立つ、広島県産業奨励館(原爆ドーム)。


8月6日 被爆
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写真を撮っていたら、杖をついた70代の女性が話しかけてくれました。「うちはこの辺にあったんですよ」と。被爆後は跡形もないです。前日から今まで(何故だか頑張って)こらえていた感情が溢れ、涙が出てしまいました。(ご本人は泣いていないのに…)
その方は、市内から少し離れたところにいたので、無事だったそうです。良かった。
数日後に市内でお兄さんと再会をしたそうですが、1ヶ月も経たない8月末に、お兄さんは、いわゆる原爆症で亡くなった、と話してくださいました。
色々と質問をしてしまい、結構長い時間お話をしました。

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「この日本銀行(手前の四角いビル)は残っていて、今でもありますよ」とおしえていただいたり。

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ホントだ!

色々なお話を聞かせてもらいました。「宮島に行くなら、揚げもみじ(まんじゅう)がおいしいわよ」なんて耳寄り情報も。優しく柔らかくお話をする素敵な女性、素敵な時間でした。ありがとうございました!

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その後、資料館でボランティアをされている女性にも話をうかがいました。
先の女性のお話と共通して感じたこと。「どくだみってすごい!そしてどくだみを選んだ広島の人たちはすごい!」。
煎じて飲んだり火傷に塗ることで、症状が改善された人がかなりいたそうです。


いつの間にか、時間が経っています。14時〜の被爆体験のお話を聴きにいかなくては!と、再び地下1階。メモリアルホールへ。
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こちらもお話をうかがって良かった!


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ローマ法王(当時)の平和アピール碑。1階入口近くにあります。

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一度は分断され分裂した世界が、再びひとつになった。

「過去を振り返ることは、将来に対する責任をになうことです」
「ヒロシマを考えることは、平和に対しての責任を取ることです」
私達は、平和を創る責任がある。そして創ることができる。世界の平和と私たちの心の平和。つながっています。
去年も似たようなことを書いてますね→


15時を過ぎてしまい、訪れたい場所がたくさんあるので、資料館は今日のところはここまで。1階の一部までしか見られなかったけれど、貴重な体験をしたので満足です。


資料館を出て平和大橋を渡ります。
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遅ランチ。
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アツーイ暑い日に、快適な涼しいところに移ることができる。おいしいご飯がいただける。今の私が当たり前にしていること。
本当は特別で素晴しいことなのだ、と6日のこの日に思いつつ、丁寧にいただきました。


さあ次は、広島第一県女の碑に行きます!
Cに続きます。

もうしばらくの間、お付き合いくださいませ。



posted by みつこ at 13:40| Comment(0) | 平和について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月07日

2013年8月6日 当日の広島A



平和記念資料館の上からもTV撮影。何て暑そう…。
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式典が終わりました。
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色々な心遣いが嬉しい。
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このコーナー、蛇口が数箇所あり、蛇口の数だけスタッフの皆さんがいて、手早く提供してくれます。おいしくいただきました!献花の葉がしおれかけてるよ。すまなかった。
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おいしいお水に元気100倍。参拝の列に並びます。
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9時20分頃です。暑いなか並ぶ参拝者に、またまた素敵な心遣い。
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テント上方より、ミストが出ています。並んでいる皆さんから「あ〜!」っと驚き&喜びの声があがります。
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30分近く並びました。
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お花を水にさして亡くなった方々にメッセージを伝える。
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まだまだ並んでいる、日本人を含む様々な国の人たち。「ご自分の国からこの日を選んで、広島に来てくれてありがとう!」と感謝の思いが、なぜだかわいてきます。
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色々行き届いていて素晴しいのです。
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Bに続きます。
広島の暑くて熱い一日。また見に来てくださいね。



posted by みつこ at 21:37| Comment(0) | 平和について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする