2016年08月27日

性欲と性暴力欲の違いを知ること セカンドレイプを当たり前のことにしないこと!

今日は(もう昨日だ)、川の中をちょっと歩きました。正確には、川ではなくて用水ですが。

とても気持ちよかった!夕方だし夏も終わるしで、水が冷たいかなーと思ったのですが、ちょうどいい水温。水の中をザブザブ歩くのは、ワクワク感があります。
川の両側に植えられた桜の木々は、葉が少しずつ散っていて秋の気配もしつつ、セミの声が反響していて「うん、まだ夏だ」と嬉しかったり(夏が大好き)。自然の素晴らしさを(用水とはいえ)肌で感じました。
癒されたわ〜。


今日の私は癒しが必要でした。
なぜかといえば。
今日は、女優さんの息子による性暴力犯罪
により、母親である女優さんの涙の謝罪会見が、一日中TVで流れていて、それを見聞きして、非常にストレスフルな状態になったから。

家にはTVがないのですが、職場の施設では、結構ずっと、TVがついている状況なのです。
めちゃくちゃ感情が揺れ動きます。はあ。

ジェンダー問題についての知識を、少しずつ得ている今日この頃。
まだまだ浅い理解ですが、私の思いや伝えたいことを、以下書きますね。


ここからは、性犯罪などについての内容です。
辛く感じるかたは、無理に読まないでくださいね。

アンド今回は、ものすごーくまとまりがなく、ものすごーく長いです。


最初に伝えたいこと。
今回の被害者の女性は、どんなにか怖い思いをされ、身体も心も、ものすごく傷ついたことでしょう。
そして、屈辱的だったことでしょう。
世間に心無くあれこれと言われることを覚悟されたうえで、被害届を出された勇気に、心からの尊敬をおくります。
今までにも同じような被害をうけて、訴えることができなかった被害者は、たくさんいる。訴えて、好奇の目にさらされる被害者も、たくさんいる。どんなに苦しい思いをされているか。
本当に胸が痛みます。

次に伝えたいこと。
メディア、マスコミの皆さん。(読んでる関係者のかたは少なそうだが)
加害者の性格や性癖、母親がどうこうではなく、被害者に対する配慮と思いやりをまずは何よりも一番、大切にして欲しい!
仕事中なので、各番組をちゃんとみていたわけではないのですが、そのことに言及しているインタビュアーや番組のコメンテーターは、いなかった。泣いて会見をしている母親ばかりがクローズアップされていた。今日の私がみた瞬間に限って言えば。

ちょっと話がとぶようですが。
数年前に、橋下徹さんが、沖縄米兵の沖縄女性に対する性暴力犯罪をうけて(だったか)、「米兵は沖縄で風俗活用を」といったような発言をされ、物議をかもしだしました。戦地にいつ出向くかもしれないという荒ぶるエネルギーを発散する必要があり、そのエネルギーの処理をレイプではなく性風俗で処理を、といった内容だったと記憶しています。
私はそのときに、「その意見は絶対に違う!」という確信を持ったのですが、なぜ間違っているのかを、言葉で表現することができませんでした。普通に人間として違うだろ!と断言する自信はあったのですが。

この春にまた、沖縄の若い女性が強姦され殺害されました。
胸がえぐられます。

その事件の後に、ジェンダー問題に取り組んでいる人たちの、数々の意見に触れ、やっとわかってきたのです。なぜ違う!と、そのときに確信したのかを。

加害者が発揮(変な言い方ですが)したかったのは、「性欲」ではなく「暴力欲」。
自分が持つ暴力的な衝動を、何かに誰かにぶつけたかったのです。
暴力欲を持つ男性が暴力的な力をぶつけるのに一番簡単な方法のひとつ。女性に対する性的な暴力です。
嫌がっている相手に対して、性行為を強行することは、性欲じゃない。性暴力欲です。

「風俗活用を」といった橋下さん(だけでなくそう感じた人すべて)は、女性に、暴力欲を持った男性からの暴力を受けさせることを、推し進めていたのだということを、理解し納得しました。
とんでもないことだ。
しつこく書きます。レイプ犯が満たしたいのは健全な性欲ではなく、病的な暴力欲。
その違いを明確にすることが重要なのに、見事に一緒くたにして、そんな発言をしたわけですな。

性犯罪の加害者や予備軍が行くところは、風俗ではなく病院。診断と治療、そして、状態により、長期にわたるカウンセリング等が必要です。

そもそも「兵士に風俗活用を」って発想自体がおかしすぎ。そんなに男性が大変な状況に置かれること、その男性のストレス解消のための性の犠牲になる女性が必要というなら、基地の在り方や戦争自体が間違ってる、という、前提に気づかないとね。

性暴力犯罪の罪の重さを、もっとメディアで訴えて欲しい。勉強をして欲しい。
加害者の今までや母親云々を流すよりも、犯罪そのものが、許せないことなんだと、しっかり伝えて欲しい。
といいつつ、どうなんでしょ。お笑いの性犯罪加害者を復帰させてしまうような世の中ですからね。

そして、今回の件。
被害者の女性に対するセカンドレイプが続々。

この事件に関する匿名のネットコメント欄は読んでいません。超絶望感に襲われること、間違いなしだからです。
とはいえ、どうしても見聞きしてしまいます。
「20代の若い男が、40代を襲うわけがない」「おばさんのほうから誘ったんじゃないか」
といった言葉の数々。
立派な加害ですよ!
被害者が若い女性だったら違っていたのか、とも思えない。匿名で、別のひどい言葉が飛び交っていたことでしょう。
女性の年齢、おばさんとか何とかは、暴力欲を持った男には関係ないですからねー!(byおばさん)
被害者女性のことを特定しようとする、ネット民もいるようです。
すべて、セカンドレイプです。

性暴力欲を持ち加害者となった男を責めずに被害者女性を叩く。
これも、今の日本あるあるですね。

今日、職場で一緒に働いている女性とTVをみていて、その女性は「自分の娘がそんな目にあったらほんと許せない」もしくは「息子がそんなことをしたら」と話していました。私は子供がいないのですが、その気持ちはよくわかります。母親である女優さんもそんな気持ちでしょう。

ただ、私は、性犯罪事件に触れると、どうしようもなく「女性全体の傷つき」を全身に感じてしまい、ものすごく苦しくなります。
母親であってもなくても、「親として」という視点はもちろん大切にしつつも、「女性性の傷つき」に、もっともっと、日本の女性は敏感になって欲しい。少しずつでいいから。

日本は、先進国にもかかわらず、男性のセクハラがひどい。「そのくらい」と笑って流してあげてしまう女性も、多い気がします。そのときに「本当はものすごく嫌だ」という、自分の感覚を、もっと大切にしてもらいたい。そして、その「嫌だ!」をちゃんと、自分なりの方法で表現してみて欲しい。ほんとに少しずつでも。何かの誰かのサポートを受けながらでも。私はそうしてます。

もちろん、そうでない(セクハラしない)男性もいます。でも、正直少数です。今読んでくださっている男性の皆様は、少数の貴重な存在ですね。ふふ。

続いて(思い当たるふしのある)男性の皆さん。
男性が思いもよらないところで傷ついている女性がたくさんいることに、もっと敏感に繊細になってください。「思いもよらない」という、その思いを、もっと深めてください。そして、男性自身の傷つきにも敏感になってください。

男女差別が甚だしい日本。だからこそ、男性にのしかかるプレッシャーがハード、という側面もあります。
私も時々「男ならしっかりしろよ」などと思ったり言ったりするので、そこはちゃんと意識をしていきたいところです。ちょこっと(だけ)反省もしつつ。


今回の事件報道は、まだしばらくは続きそうですが、これを読んだかたは、被害者女性のことに思いを馳せて欲しい。女性男性関係なく。
そして、メディアやネット上での、被害女性を貶めるような発言や書き込みは、もれなくセカンドレイプ!と認識しましょう。


ランク(プロセスワークでいう、個人の持つ力の違い)や、社会的弱者についても書きたいのですが、またいつか。

今日は、私自身のためにも書きました。
読んでいただき、本当にありがとうございます!

私もまだまだ勉強中です。
次回はもっとわかりやすく、まとめて書きますね。多分。



posted by みつこ at 00:25| Comment(4) | 平和について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しっかりと読みごたえある熱いメッセージだったよ!
超賛同ー!
多くの女性に読んでほしいです。
きっと救われる人いると思うよ。
Posted by みら at 2016年08月27日 09:45
みらちゃん、とても嬉しいメッセージ(涙)
奥が深いテーマなので、ドキドキしつつ専門家の受け売りもありつつ、一生懸命書きました。少しでも救われたと思ってくれる人がいたら嬉しいな。まだまだ知ることがたくさんだね。
いつもありがとう!!
Posted by みつこ at 2016年08月30日 22:23
分かりやすい。ありがとう!暴力の発散というのはよく理解できたよ。ほんとそうだね。
セクハラも満載。
我慢してたり、気づかないようにしてる人も多いね。
Posted by みっちー at 2016年09月08日 20:29
みっちー
ありがとう!!
向き合うのはすごくしんどかったりこわかったり。我慢や気づかないようにすることって多いよね。
みっちーは、そんなサポートもたくさんしている。私も頑張ろう!
Posted by みつこ at 2016年09月11日 12:55
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