2015年10月31日

介護職の皆さんへ(そうでない方も読んでね)

10月も今日で終わり。外を歩くと、冬の香りがしてきます。紅葉の美しさに見とれてしまう季節の始まりでもあります。
寒いのは苦手なのですが、今しか感じることのできない素敵なことやものも、たくさんあるなあと思います。
おいしいものもたくさんいただけますね!

現在私は、高齢者施設で介護の仕事をしています。
入居者の皆様全員に認知症状があります。認知症の方がそこで日々を送られ、寝泊りされるタイプの施設なのです。

ひと口に認知症といっても、ほんとうにお一人ずつ違います。
認知症の診断名もそれぞれですが(アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性など)、診断名も尊重しつつ、何よりも「お一人お一人の在り方」が、本当にそれぞれで、個性に満ち溢れているのですよ。

心打たれる瞬間もたくさんあり、「これだから介護職は辞められない!」と実感することもしばしば。
反面「こんな仕事はもうたくさんだー!!」と吠えてしまうこともあります。めちゃくちゃ疲れてボロボロになる日があるのです。
これって、どんな仕事をされていても、あることだと思いますけれど。

が、ここはあえて「介護の仕事はなぜこうも疲れるのか」に、特化して書こうかと。えへん。
(今回は職業としての介護の仕事についてですが、ご家庭でご家族の介護をされている方も、とっても大変ですよね)

ということで。私なりの意見。
疲れる理由
@認知症の皆様のエネルギーにつられてしまう
認知症の方は、過去や未来や現在や夢や宇宙などなど、あちらこちらに飛んでしまわれることが多く、そのシフトチェンジも突然起こったりします。
ある意味サイキックというかスピリチュアルというか。
なのですが、グラウンディング(地に足の着いた状態)ができていなくて、アウェアネス(自覚)も少ない状態の方がほとんど。そんな方が10人くらい集まったときのエネルギーはすごい。もっと少人数でもすごい。
当然スタッフも影響を受けて、一緒に飛んでしまいがちだっりエネルギーの渦に巻き込まれてしまったりします。スタッフにもよりますが、多かれ少なかれ、あります。私はすごくあります!
また、お一人が不穏(寂しさが主な原因)になり、「家に帰ります」と出て行かれようとすると、他の利用者様も同じように不穏になり、出て行こうとされるなど、利用者(入居者)さん間で影響しあうことも、頻繁だったりします。
A人様の排泄に、非常に多くかかわる
以前、酒井麻実さんのセッションを受けていたときのこと。「排泄を取り扱う仕事はとても疲れるんですよ」という麻実さんの言葉が、非常に腑に落ちたという、それだけのことなのですが…ここはもっと探求の必要がありますね。
B給料が安い
何とか変えていきたいです。私はそんなに収入的に低くはないほうかもしれませんが、それでも納得いかないです。もっともらってもいいよね!って主張したい(私も他のスタッフも)。
C世間の扱いが(世間によるが)低い
主婦をやってたらできるわよね〜とか、介護現場でも普通に言ってる人がいたりします。とほほ。
超プロフェッショナルな仕事だと、私は思っています。食事、排泄、入浴。精神面、肉体面のサポートはもちろんですが、日常の繊細な部分でのサポートがとても必要とされています。それってどんなサポート?と聞かれても、ひと言では説明できない語彙の乏しさ。ものすごく多岐にわたるサポートです。また書きます。
Dかなり肉体労働
職種や場合にもよりますが、どこのスポーツ部だよ!くらいめまぐるしく動き、体力を使いまくります。寄る年波ね、としみじみ…。しかし若いスタッフも疲れてるから、それだけでもないかもしれません。
運動不足もありますね。体力をつけなくては。

こんな感じで「介護職 疲れる理由」を大雑把に書きましたが、他にもいろいろとあります。また書きます。
介護の仕事の素晴らしさも書きます!


そして介護職の皆さん!
@で書いたように、エネルギー的に(精神的にも)認知症の方につられる、影響を受けることは、避けようがなく仕方がないことです。
なので、できるだけ疲れを残さないように、仕事の後には、意識的に自分ケアをしてみましょう。

まずは自分に戻ること。

椅子などに座って、できれば目を閉じて呼吸を意識して行います。吐いて。吸って。そのときにおへその下あたりに力を入れて足の裏をしっかりと地につけてみましょう。グラウンディングです。
そして、自分の身体の中心にしっかりと芯が通っている、とイメージしてみましょう。「私は私の中心に戻ります」などの言葉を付け加えてもいいかも。私は帰りの電車内で試しています。

介護職以外の方、とくに対人援助職の皆様もお試しあれ〜。

逆のような方法ですが、疲れを存分に味わってみるのもいいかもしれません。疲れていることを抑圧しないで「つかれたぁー」を存分に感じきってみて(呼吸を忘れずに)、その後にお風呂で温まったりおいしいものを食べたりすると、よく眠れるかも。

かなーり徒然に書きました。「また書きます」ばかりですね〜。また書きます(なはは)。




posted by みつこ at 23:02| Comment(0) | 介護の仕事やお年寄りの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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