2014年06月20日

2014年の夏も「ひめゆり」

今日の、介護現場での話です。
3名の利用者さんと、日本史カルタを楽しんでいました。「1945年ポツダム宣言」の札があったので、「昭和20年8月15日のことを、皆さん覚えている?何をしていたの?」とうかがうと、「覚えてねえ」という方もいらしたのですが(皆様認知症あり)、ひとりの女性が「なぎなたの訓練をしていた」とおっしゃいました。その方は常日頃、「なぎなたなんていくら練習したって、爆弾が落ちてきたらどうしようもないじゃないの。何であんなことさせられてたんだろうね」と話されます。
ほんとにね。まだ20歳になるかならずやの花の乙女が…。何と大変な時代だったことでしょう。


今年もポレポレ東中野さんで、長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」を上映します。沖縄慰霊の日に毎年上映してくれるポレポレさんって、最高の映画館です。数年前までは都内や近郊の渋い映画館で上映していたのですが、ここ最近でコンスタントに上映する映画館は、近辺ではポレポレさんだけですからね〜。

上映期間は6月21日(土)〜6月27日(金)です。
最近、休日のやりくりが何かと難しいのですが(スケジュールを組むのがヘタ)、何としてもいかねば!毎年ひめゆりを観ることが、私のライフワークになっています。

映画化、テレビドラマ化など、何度となくされている「ひめゆり学徒隊」。悲劇の女生徒たちとして描かれているのでしょうが、実際に体験したこととあまりにもかけ離れていると、当時の女学生でひめゆり学徒隊だったおばあたちが、「そのときのこと」を語っているこの映画。
「生きていてくれて、話してくれて、すごいよ!ありがとう!」と言わずにはいられません。

観るのがとてもしんどい場面(語りがほとんどにもかかわらず)もたくさんあります。目も耳もふさぎたくなることもあります。実際の体験は、それこそ筆舌に尽くし難いものでしょう。

この映画の好きなところのひとつとして、語るおばあたちが、被害者だけの位置にとどまっていないところです。「どうみても明らかに、圧倒的被害者でしょう!」と思ってしまうのですが、彼女たちは、もうひとつの「静かな目」を持っているように感じるのです。だからこそ尚一層、彼女たちの苦しみ、怒りや悲しみがダイレクトに伝わるのかもしれません。そして希望も。

忘れないために、そして、沖縄のおばあたちや戦争を体験したすべての人たち、13年という歳月をかけておばあたちに寄り添い、つくった柴田昌平監督に敬意を表するため、今年も観にいきます。


ひめゆり.jpg
「忘れたいこと」を話してくれてありがとう
(画像はお借りしました)


映画ひめゆりについて2013年に私が書いた記事です→
これは2012年に書いた記事→

観にいきたいと思ってくださる方がいたら、嬉しいです。


posted by みつこ at 22:44| Comment(0) | ドキュメンタリー映画ひめゆり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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